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2011.08.05

つらいけど、前を向く

休みのない予備校講師の「夏休み」日記(その6)

 今日は、授業終了後、せんだい・きやぎNPOセンターをたずねました。予備校の仕事ではなくNPOの仕事です。同センターは「みんみんファンド」という市民ファンドの先駆者であり、最近も、財団法人「地域創造基金みやぎ」を立ち上げました。これから神奈川県内に市民ファンドを立ち上げようとするボクたちにとって大先輩にあたる人たちです。その経験に学ぼうと、川崎のNPOの担当理事も仙台に来て、2時間のヒアリングを行いました。学ぶべきことがたくさんあり、何よりも彼ら・彼女らの思いに直接触れることができたのは、とても大きな収穫でした。ここでは具体的に記しませんが、大先輩の経験や課題を神奈川県内で活かしたいと思いました。
 このせんだい・きやぎNPOセンターの礎を築いた代表j理事の加藤哲夫さんが、いま病床におられます。加藤さんは以下のブログで、日々の様子を記しています。

 ○蝸牛庵日乗

 これを拝見して、加藤さんに届いた手紙に対して、「何か書かなければと思うのですが、体力が衰えているのと、痛みがあるので、書けません。」との言葉を読み、思わず落涙してしまいました。ボクも何冊かの本を出し、月刊誌への連載も15年近く続けてきました。書くことも仕事の一つとしている立場から、「書けません」という言葉は実に重く響きます。そして、なんだかんだと弱音を吐いて、表現することから逃避しようとする自分の弱さを突かれた思いもしました。
 予備校で医師をめざす受験生を教えていて、患者から学ぶという話をときどきします。受験生は若くて経験も少ないので、医師と患者との関係を一方的にとらえがちです。患者は医師が治し・癒す対象と考える彼ら・彼女らにとって、患者の言葉やふるまいに治され・癒される面にも気づいてほしいのです。多くの医師をめざす若者に、病床にある加藤さんの言葉を受け止め、いろいろなことを感じて、深く考えてほしいと思います。
 ヒアリングを終えて、突発的に、仙台市若林区の被災地を訪れました。ボランティアをする時間的余裕もなく、ただ車で通りすぎただけですが、震災後5か月がたつのに車や家やがれきが残っている様子に言葉を失いました。そして、ふるさと納税キャンペーンを含めて、首都圏で暮らすボクたちにできることは何でもいいからやらなければという決意を新たにしました。
 加藤さんご病気のことを含めて、つらいけど、前を向く。ボクには、それしかできません。

[今日の食事]夜はいわゆる「コンビニめし」でした
 朝:パン2個、コーヒー
 昼:バナナマフィン、アイスコーヒー
 夜:野菜サラダ、コロッケ、から揚げ、缶ビール

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