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2011.02.08

少子化←晩婚化←○○○

なにげなく横浜市立大学医学部看護学科「過去の入試問題」をながめていたら、社会科学系の受験者も読んでおくべき問題を見つけました。そのなかの問題(Ⅱ)、少子化をテーマにした図表問題です。
図3の「性別未婚率」は授業でもたびたび取り上げてきたのでなじみがあると思います。少子化の最大の原因である「晩婚化」を示したものです。設問は図表を読みとり、500字で対策を述べるよう求めています。「晩婚化」に対する対症療法ではなく、「晩婚化」の原因を探り対策を講じる根治療法を示すことができればベストです。どこかの自治体のように、公費でお見合いをするなどという愚かな対症療法を書いたら笑えるけど、解答としてはアウトです。
解説門文には書いてないのですが、<少子化←晩婚化←○○○>のような流れで分析を深めることができているか否かをみる試験のような気もします。この○○○を探り、取り除くのが根治療法としての対策です。ボクだったら○○○として「出会えない・口説けない・金がない」ことをあげますが、これだけでは意味不明で受け狙いだと誤解されるので(実はそれぞれ深い意味があるのですが・・・)、「良い子」の皆さんは真似しないように。
ちなみに、この大学では解説文を公開していて、そこには小論文の出題意図・評価方法、評価のポイントが掲載されています。小論文の採点基準を知りたくて、このblogにたどり着いた人は必見ですよ。

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