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2011.01.07

「社会への贈与」をひろげる

あけましておめでとうございます。受験があろうがなかろうが、新しい年を迎えられることはめでたいのです。もう一つの「おめでとう」を言えるよう、受験生の皆さんは、あと少しがんばってください。

ボクにとって、この時期は、予備校を主とした毎日から離れて「社会復帰」する時期です。直前講習や個別指導など予備校の仕事もあるのですが、NPOの仕事や4月の「さくら祭り」の準備に比重を移し、「稼ぎ」よりも「つとめ」に精を出すことになります。社会科学系の授業でも取り上げたのですが、この二つの言葉は政府の「新しい公共宣言」の以下の記述から引用したものです。

日本では昔から、「稼ぎがあって半人前、つとめを果たして半人前、両方合わせて一人前。つとめはひとさま、世間様のためにひと肌脱いで役に立つこと」といった考え方があった。現代の企業も「新しい公共」の重要な担い手である。実際、企業は、社会から受け入れられることで市場を通して利益をあげるとともに、持続可能な社会の構築に貢献することにより、「稼ぎ」と「つとめ」の両方を果たすことが可能なはずだ。しかし、昨今のグローバル経済システムは、利潤をあげることのみが目的化し、短期的利益を過度に求める風潮が強まり、その行き過ぎの結果、「経済的リターン」と「社会的リターン」を同時に生み出すことができない状況も起こっている。「新しい公共」を考えることは、資本主義のあり方を見直す機会でもある。

NPOやお祭りに関わることは無報酬ですが、それぞれの活動から得られる果実はお金には換えがたい価値があります。最近は「経済的リターン」を得るための仕事に追われてしまい、「社会的リターン」への意欲・関心や努力・行動が減退気味だと少し反省しています。今年はもっとしっかりと「つとめ」にも取り組みたいなあ。
で、今年の「つとめ」のテーマは「社会への贈与」です。ボクが理事をつとめる「ぐらす・かわさき」は1億5000万円もの寄付をいただき設立したNPOですが、今年で設立10年を迎えます。寄付を原資に川崎・登戸に小さな「たまり場」をつくり、そこを結節点としてさまざまな人や活動がつながっていきました。「寄付がかえる地域社会」を実感した10年を活かして、寄付という「社会への贈与」をもっとすすめる1年にしたいと思います。

…という「決意表明」でした。

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