<医>「新たな死」を取り上げる番組
受験が近づきテレビなんか見ている場合ではないかもしれません。しかし、できれば、今夜のNHKスペシャル「無縁社会~“無縁死” 3万2千人の衝撃~」はみてほしいなあ。番組の概要はリンク先のNHKホームページを読んでください。
番組は現代の日本で進行する「新たな死」を取り上げるようです。医学部受験生にとって、死とどう向き合うかは必須のテーマです。ボクも家族や友人に看取られつつ死を迎えたいと考えますが、そういう当たり前の死を迎えられない人たちもたくさんいます。この現実に対して「わたし」や「わたしたち」には何ができるのでしょうか?
受験のときはできるだけ「雑音」を排した方がよいという考えもあるでしょう。しかし、これから自分が進んでいく分野や社会に、どんな形であれ心を揺さぶられることは、困難を乗り越えるエネルギーになるとボクは思います。
現代の日本社会における「孤立」の問題は、慶大法の直前講習でも取り上げました。問題を一気に解決する「特効薬」なんかありません。家族や包摂性を著しく低下させている中で、一人ひとりが自分のできることを着実にやっていくしかないのです。前の記事にあった「健康麻雀」も、地域社会における「孤立」解消の一助になればと考えてはじめました。
なお、孤独死に関する厚生労働省の平易な報告書「高齢者等が一人でも安心して暮らせるコミュニティづくり推進会議(「孤立死」ゼロをめざして)報告書」(2008年3月、PDFファイル)を見つけたので、関心のある人は一読してください。



