« <雑>札幌からの雪便り | トップページ | このblogの使い方 »

2009.12.15

採点する側の嘆き

 昨日から駿台の冬期講習(慶大対策論文・法学部)が始まりました。ボクの授業を初めて受ける人もいるようなので、画一的なマニュアルに依存したり、ネタ本のような情報に依存するのではなく、出題に応じて自分の頭で考える必要性を強調しました。そのときに引用したのが、ある大学の小論文試験担当者の以下のようなコメントです(ちなみに、この大学は論文試験の出題意図と採点基準を公表しています →リンク )。

 小論文対策、小論文指導が画一化しているのではないだろうか。時事問題におけるキーワードだけを取り上げ、模範解答の形式を覚えているだけのように感じられる。本当に解答者が自分の意見、考えとして記述しているのかどうか。受け売りの言葉でなく、拙くても自分自身の言葉で記述してほしい。

-下関市立大学「平成21年度 一般選抜【前期日程】小論文 出題の意図と答案の傾向」より-

 まさに「わが意を得たり」のコメントです。「画一化」「模範解答」というのはマニュアル依存を指しているのでしょう。もっともメジャーなマニュアルは、論文の1段落が要約で、2段落が「確かに~」、3段落が「しかし~」という構成をとるようです。そういう答案が多くあるのは、ちょっと気味が悪いですよね。また、「キーワード」「受け売りの言葉」からは、受験生がネタに依存していることが推測されます。

 受験までまだ2ヶ月もあるのですから、イージーな対策に走り大学側が嘆くような答案にならないよう、もっともっと「地力」をつけていきましょう!

« <雑>札幌からの雪便り | トップページ | このblogの使い方 »

カテゴリー

2015年3月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31