« 相互依存の強み | トップページ | 少子高齢化と民主主義 »

2007.09.29

リサイクルで国際支援

 何だか忙しくて(おそらく5人分くらいの仕事をしてる…)、久しぶりの記事です。
 今週の火曜日は駿台・横浜の授業の前に、近くの公共施設で「NPOの社会的価値」について講演をしてきました。主催は「WE21ジャパン」というNPOで、神奈川県内54店のリサイクル店「WEショップ」を展開しています。
 他のリサイクル店と違い、「WEショップ」で販売している商品はすべて「寄付品」です。つまり仕入れはタダで、その売り上げから諸経費を差し引いた収益を、アジア地域の人々の生活向上と自立のために支援しています。2006年度は20カ国以上の地域・団体に約1800万円の支援を行ったそうです。なお、貨幣価値が大きく異なるため、支援を受ける側にとってはけっこう大きな金額であることに留意してください。
 寄付された不用品がカネになり、そのカネが国境を越えて、アジアのいろいろな地域の医療・保健、教育・人材育成に活かされる・・・このダイナミックな価値転換こそが、このNPOの最大の特色です。PCのディスプレイを見つめ、ネットオークションの価格の推移に一喜一憂するボクたちの日常を考えると、なんて社会的で人間的なのでしょう
 世界水準では超がいくつもつくほど「豊かな社会」で生きるボクたちは、その「豊かさ」を自分のためだけでなく、他者や社会・世界のためにどう活かすことができるのか?「WEショップ」は、この問いに対する一つの答えです。この記事を読んでいる神奈川県内の人は、不用品があったら近くの「WEショップ」に持ち込んでくださいね。ボクは某出版社からいただくお中元・お歳暮(高級?紳士用靴下)をそのまま寄付したことがあります。ボクには3足1000円の靴下で十分なのです。
 この文章を使って、以下のような問題を作りました。

 問 下線部の「社会的で人間的」という意味・理由を300字以内で説明しなさい。

« 相互依存の強み | トップページ | 少子高齢化と民主主義 »

カテゴリー

2015年3月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31