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2007.02.26

一橋後期の既出問題

一橋大後期「論文」の既出問題もSOS論文問題集にアップしてあります。問題は全学部の2001年~2006年の出題で全部で24題あります。ただし、いずれも問題のみで解答例や復元合格答案はありません。

東大文一後期 既出問題

東大を受験した皆さん、前期試験お疲れさまでした。念のため後期対策をしておきたいという人は、以下の記事(学習方法、論文Ⅱのツボ)を読んだ上で過去問(既出問題)に取り組んでみましょう。問題と解答例は駿台の速報を見てください。

 ○駿台解答速報2006年   ○駿台解答速報2005年

また、これ以前の問題・解答例と復元合格答案(合格者が解答の内容・構成を再現したもの)は、先日blogを再編したためSOS論文問題集にアップしてあります。また、余力があれば、添削例もアップしたいと思います。私の授業をとっている人は、いつものようにユーザー名(ID)とパスワードを入れてアクセスしてください。

なお、それ以外の人にも以下の条件で、一応「門戸」を開いておきます。
 ①メールでアクセス方法について問い合わせる
   ・送り先:sosronbun@yahoo.co.jp
   ・きちんと名乗らない等の礼を欠くメールは無視します
   ・なお、メルアド等の個人情報は論文指導に関する連絡以外の目的に
   使用しません
 ②後期試験を受け合格したときは、復元合格答案を作成する

SOS論文問題集はあくまでも受講生に対するアフターサービスであり、作成にそれなりの労力を費やしていることから、以上のような条件をつけたことをご理解ください。

2007.02.24

東大文一後期 学習方法

 後期論文対策の基本は制限時間内に答案を仕上げる練習を繰り返して、スピードを身につけることです。SOS論文問題集に掲載されている既出問題だけで全18問もあるので、それだけでも十分です。既出問題に取り組むことは出題や解答のバリエーションをつける点でも有効です。復元合格答案の作成者(合格者)たちも、そうした練習を積んできました。

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東大文一後期 論文Ⅱのツボ

【特色】

 最大の特色は、150分で2問という思いっきりタイトな時間配分です。1問あたり75分で「読む」「考える」「書く」(1200!!)のはツライ…。そのためか、「読む」は多少は“軽く”してあって、課題文の内容はそれほど難解ではありません。表現や内容が難しくても、筆者の問題提起や論点整理を把握するだけで十分です。それ以上の理解は時間的にも難しいし、後述するようにそれほど重視していないように思えます。

 もう一つの特色は2004年の「権利と責任」のように、ジレンマ(板ばさみ)出題が多いことです。現代社会の問題は多様化・複雑化しているため、それらに関する出題はジレンマになる傾向が強いのですが、理由はそれだけでありません。ジレンマ出題を解答するときは強力なライバル(論敵)が必ず存在するため、自己の正当化だけでは論理は完結せず、論敵との議論を通じて主張を掘り下げざるを得ません。ジレンマ出題の多さは、出題者が理解力や独自性よりも論理性を重視している何よりの証拠です。

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2007.02.23

今年の慶大SFC論文

今年の慶大SFCの論文は試験時間が180分から120分に短縮されましたが、出題は従来に増してSFCらしい内容でした。詳しくは、「続きを読む」をクリックしてください。

総合政策学部は課題設定と論点・争点整理の重要性を理解した上で、少子化または格差社会を論じる出題です。いつも授業で、論文とは議論への参加であることを強調してきました。新聞のオピニオン欄を読むことをすすめるのも、それらを通じて課題設定と論点・争点整理に習熟してもらうためです。また、少子化は晩婚・非婚やそれをもたらす若者の不安定雇用の問題であること、格差社会は相対的貧困への対処に論点がシフトしていることを、たびたび授業で話してきたので、「楽勝」だったと思うのですが・・・

環境情報学部は、受験生のプレゼン能力を問う点で、昨年の出題(「21世紀にふさわしいモノやサービスの発明」についての論述)と似ています。研究プロジェクトの提案ですが、これはまさに私が予備校外でやっている仕事の一つです。2005年度には横浜市の協働研究に提案し、公開プレゼンを経て採用されました。最近導入された横浜市の指定管理者第三者評価制度は、この調査研究の成果です。この公開プレゼンのとき、環境情報学部のある研究室がある研究プロジェクトを提案していたことを思い出しました。最近では、個人情報保護の関連で「災害時要援護者情報の共有化」に関する研究プロジェクトを提案して、神奈川県共同募金会から来年度の研究助成をいただくことになりました。こういう出題が出ることがわかっていたなら、このblogに以下のリンクを貼っておいたのに・・・ああ残念。

横浜会議・協働研究(2005年度)…これぞまさに研究プロジェクトの提案

川崎市高津区・外部評価…研究プロジェクトではないけどプレゼン手法は同じ

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2007.02.18

慶大経済の小論文<おまけ>

昨日の慶大経済の問題にも関連する番組が今夜あります。内容を見ていないので何ともいえませんが、このタイトルは設問Bの「社会的方策」にも使えるかも・・・。商品・サービスの利便性や安全性を発達させるだけでなく、ある程度の不便・危険を受容していくことも子どもの成長には必要なのです。

 ○NHKスペシャル「ドキドキ・ヒヤリで子どもは育つ」

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2007.02.17

超速報!慶大経済の小論文

本日実施の慶大経済の小論文試験は、予想どおり経済とはまったく無関係のテーマ(子どもの大脳活動の発達)でしたね。資料が二つで、このうち一つは図表が含まれています。設問は以下のとおりです。

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駿台が解答速報をアップ!

いま22時すぎですが、昨日行われた慶大法の論述力試験について、駿台が先ほど解答速報をアップしました。他の予備校より早いだけでなく、出題分析のボリュームと内容もケタ違いだと自負しています。ぜひ読んでくださいね。

 ○駿台予備学校 2007年度・大学入試解答速報

なお、私の担当ではありませんが、一昨日行われた慶大文についてもアップされています。テーマは「文学と戦争」で、設問Ⅰで傍線部の内容説明(180~200字)、設問Ⅱで傍線部の内容説明と論述(合わせて480~520字)を求めた出題です。慶大らしく深い理解と思考が必要な良問だったと思います。

超速報!慶大法の論述力試験

慶大法を受験した皆さん、お疲れさまでした。いま17日の午前1時すぎ、おそらく日本iいや世界で(当たり前?!)一番早い「超速報」をお届けします。今年の設問は・・・

以下の文章を読み、そこで展開されている「法」と「政治」と「歴史」の三者の関係を500字程度で要約し、それと関連づけながらあなた自身の考えを述べなさい。

でしたね。昨年のような複数設問にならず「先祖がえり」しましたが、筆者の主張を踏まえて自己の見解を述べるという「対話」型の傾向は今年も維持されました。また、「500字程度」の多めの要約を求める出題は、10年(1998年入試)ぶりです。課題文の内容と論理の深さから、こうした字数設定になったと思われます。

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2007.02.16

明日の慶大経済がんばってね

明日は慶大経済の入試です。経済系の論文の解答のポイントは

 簡潔かつ的確に

です。アレコレ書くだけのスペースはないので、設問が求めることに「答」を端的に示し、その内容や理由を説明していくようにしましょう。法学部と併願する人は、モード・チェンジをして試験にのぞんでください。
皆さんの健闘を祈ります。がんばれっ~!

2007.02.15

明日は慶大法の入試

いよいよ明日は慶大法の入試ですね。これまでの努力に自信をもって試験にのぞんでください。ここまで来たら、あとは気持ちの問題です。どんな出題でも、あわてず騒がず落ち着いて取り組みましょう!大切なのは

 設問と課題文をきちんととらえて解答すること

です。マニュアルやネタに依存せず、出題者の要求にベストマッチの解答を示してください。このblogを利用してきた皆さんが合格することを祈ってます。ちなみに私の携帯のストラップはビリケンさん(大阪・通天閣の神さま、なぜか、足の裏をなでると願いごとがかなうといわれてる)なのですが、その足の裏をなでておいたので、今夜はぐっすり眠って明日に備えましょう。吉報を待ってます!

2007.02.14

論文入試・最終チェック④

年末年始の新聞は時代の課題が集約的に表現されているため、論文入試対策には格好の素材です。誰かに言われるままにおもしろくもない社説を読み続けるより、いろいろな課題を取り上げたオピニオンを読み、自分なりに考えてみることが大切です。・・・なんてことを授業で言い続けてきました。そんな考える素材となる記事をほんの一瞬だけアップします。元旦の神奈川新聞に掲載されていた記事で、作家・精神科医の加賀乙彦さんと東大助教授の佐藤俊樹さんの示唆に富む対談です。テーマも受験生への励ましのようでイイでしょ?

 ○対談「明日への希望」を読む(PDFファイル)

2007.02.13

論文入試・最終チェック③

論文入試の出題は社会や世界の問題を取り上げるものがほとんどです。出題者は設問と課題文を通じてテーマとした事象の何が問題かを確認させ、それについて受験生自身の考えを深めることを求めています。論文入試対策として新聞をよく読みなさいというアドバイスは、こうした出題の傾向に沿ったものです。私自身も社会や世界の問題に的をしぼり、予想問題をつくったり解説をしたりしてきましたが、最終チェックとして「本命」をあえて外した予想もしておきます。

その一例として、昨年で廃止となった早稲田大学法学部センター利用入試の論文試験の問題を以下に貼りつけておきます。

 ○問題「外来語の受容」をみる

テーマは「外来語の受容」で、現代文の出題のような印象も受けます。「本命」を外すとは、このように一見すると法律、政治、経済等に無関係なテーマを想定しておくことです。その意味では、昨年の慶大法の「問う能力」も同様のテーマだったかもしれません。時間、癒し、健康、家族など、法律、政治、経済分野に限らず現代社会に生きる人間の課題も何となく考えておくと良いかもしれません。

2007.02.12

論文入試・最終チェック②

試験直前の昼休みにでも読んでください…ということで、「ランチタイムの読みもの」という資料をつくりました。SOS論文問題集に置いておきます。いつものようにID(ユーザー名)とパスワードを入れてアクセスしてください。東大文一後期の過去10年間の解答例をまとめたもので20テーマあります。SOS論文問題集のオリジナル問題と合わせると、40もの解答例があるので、これだけ読めば解答の「感じ」はつかめるでしょう?

いよいよ入試が近づきてきましたね。ジタバタしても仕方ないので、気持ちを落ち着けて「やるべきこと」をやってください。ボクは遅れている月刊ガバナンス(ぎょうせい)の連載原稿を書き始めることにします。

2007.02.11

慶大法2006出題の類題

昨年、慶大法の論述力試験は設問を大きく変更しました。従来までの傾向と異なり複数設問になったのは東大文一後期も同じです。
慶大法の論述力対策として、その問題や解答例を読んでおくことをすすめます。テーマは「メディアのリアリティ(真実性)」とでも言うべきもので、課題文は村上春樹氏の『アンダーラウンド』です。
問題はMSN毎日新聞インタラクティブ(東京大学「論文Ⅱ(文一)」)、解答例は駿台の解答速報(東京大学「論文Ⅱ」)からアクセスできます。

論文入試・最終チェック①

Daruma_4 2月に入ってから何だかモーレツに忙しく、入試直前というのに更新できずにスイマセン・・・。おわびのかわりに8日に講演(市役所の職員研修)で訪れた高崎の合格だるまを貼り付けておきます(画像をクリックすると拡大表示されます)。まずは向かって右側の目を、合格したら左側の目を入れてください。

もちろん、そんな他力本願ではマズイので、最終チエック第1弾として、論文試験の際に受験生が陥りやすい「症状」等を記したメモを提供します。これをよく読み、「頭のカゼ」を引かぬようラスト・スパートがんばってください!

 ○論文入試:主な症状・症例と処方箋

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