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2005.02.17

速報!!「権力と国民」について

 昨晩、問題を入手しました。帰宅したのが未明だったので、いま簡単なコメントをします。
 
 以下の文章を読み、共通善に関する筆者の議論を踏まえ、「権力と国民」についてのあなたの考えを述べなさい…というのが設問です。
 第一印象は「惜しかった」です。直前講習の一日目のテストの出典をおぼえてますか?そう、杉田敦氏の『権力』です。この資料を使ったのは「権力」方面にヤマを張っていたからで、書名から選んだのにズバリ命中とまでは行かなかったので「惜しかった」というわけです。
 直前講習テストの主題は責任と主体との関係の「深刻さ」だったのですが、出題の背景で「権力への問責システムの機能不全」の解説をしています。賢明な皆さんは、「あれ」が使えると思ったかもしれません。そうです、主題こそ違いますが、「権力と国民」を論じるのに直前講習で取り上げた「責任」は有用な切り口になるのです。
 詳細な解説と解答例は明日の夕方以降にアップされる駿台の解答速報に取り上げますが…筆者は現代日本の政治を「暴政」ととらえます。それは「共通善」に反する政治だからです。そして、その根拠としていくつかの例をあげ、後半では「暴政」を支える「現状の危機的本質の過小評価」という国民の側の課題を指摘するのです。
 「権力と国民」につては明確な記述がない点に困惑したかもしれませんが、あえて簡略化するならば、「暴政」を改めて「共通善」を実現するには「権力と国民」との関係を何とかしなければならない…ということで、この「何とかする」を考え展開していくのが基本です。そのときに、問責システムの機能回復は有力な主張の一つになりますよね。それ以外にも、情報公開、マスメディアなどいろいろな「何とかする」があるはずです。
 もちろん「共通善」の成立を疑うとの主張もあるのですが、それはまたあとで。

 このあと、あるNPOが主催する指定管理者制度についての対談があるため行かなければありません。またモードチェンジです。ああ、たいへん…、間に合わない!
 
 

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